無政府の法と社会


1、無政府主義

無政府主義とプルードン、クロポトキン

アメリカのリバタリアニズム

「資本主義」の含むもの


2、前提1:進化論

利己的な遺伝子

社会性動物と利他性の進化

感情の進化:第一次的意思決定

人権を非形而上学的に定義する

積極的人権と利他主義


3、前提2:自由主義の経済効率性と私有財産制度

古典的自由主義とレッセ・フェール

市場制度の効率性

計画経済の貧困

市場主義は民主主義政治とは違う

市場は功利主義とも違う

無政府資本主義の現在位置:警察と司法の民営化

道路の民営化

川や湖、堤防の私有化

電波の利用

環境問題


4、現代国家の警察と裁判制度

刑事法制度

刑事罰の意味

理念によって適切な量刑は異なる

進化理論による刑罰の説明

自由刑を中心とした刑罰はなぜか

刑事制度と民事制度

近代以前の法制度


5、警備保障会社による治安の維持

警備保障会社

人身の自由と逮捕許可証

個別予防

犯罪への損害保険と適切な量刑

民事訴訟における警備会社の役割

暴力団は警備会社となるか

警備会社における正義の役割

会社の規模

人間の正義感の多様性と警備会社の政党化

独裁会社の出現と社会の安定性問題


6、警備会社と事前に契約しない個人

契約の事後的締結と不法行為債権の警備会社への譲渡

犯罪者が契約した警備会社を持たない場合

アパラチアの血讐

子殺し

孤独な個人への殺人


7、私的裁判と法の私有化、法の進化

仲裁会社

迅速な裁判

法の進化

多元的法制度:序論

多元的法制度における死刑

麻薬規制についての多元的法制度

自白の証拠能力について

正義の貨幣投票の是非

外国人との裁判について考える

功利主義再論

刑の種類と被害者による刑の選択

刑務所の維持費用

刑務所の廃止と監視労働

法の多元化による非効率


8、国家なき社会と人権

国家的な憲法の消滅

国家対犯罪者という対立図式を解消する

無実の被疑者への損害賠償

違法収集証拠排除の原則

消極的自由のみの社会での差別

大企業と独占資本

企業や大学、その他の団体の存在

無政府社会は「自由」な社会になるのか?


9、国際法および国防

国防の公共性のジレンマ

軍隊を持つ警備会社

損害保険会社による防衛

企業宣伝や財団による国防


10、無政府への戦略と寛容の精神

3つのリバタリアニズムの類型

最小国家か、それとも無政府社会か?

多様な意見を超えて


府論1:リバタリアンの各種の量刑提言とその社会的帰結

犯罪者の優劣の存在

府論2:「強制」の意味と「不法」の感覚

「強制」の意味

物理力による強制と心理的な強制

「不法」感覚の進化の社会厚生的説明

正義の貨幣投票は強盗行為なのか?

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