貧富の格差を測る指標に,ジニ係数がある.ジニ係数は、0から1までの値をとり、分布が平等であれば0に近づき、不平等であれば1に近づく係数であり、値の大きさが不平等度を測る指標として用いられている。例えば、5世帯の所得が、少ない順に10万円、20万円、30万円、40万円、100万円の場合のジニ係数をもとめてみよう.

 

世帯数の累積相対度数を横軸に、所得の累積相対度数を縦軸にとり、原点と各点を結んだ線をローレンツ曲線という。ローレンツ曲線は、所得の分布が平等であれば、原点を通過する45度線に近づき、不平等であれば45度線から右下に離れる傾向がある。

 


 

ローレンツ曲線と45度線で囲まれる面積の2倍した値をジニ係数と呼ぶ。この場合,ローレンツ曲線と45度線で囲まれる面積は,0.2であり,ジニ係数は0.4である.

図 ローレンツ曲線とジニ係数